SOLVEのオーダーシャツをKEIやファブリックトウキョウと比較 私なりの口コミとレビュー

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「首周りと肩幅が大きく既製品だとサイズが合わない」

「消耗品のワイシャツにそこまでお金はかけられない」

こうしてネットのオーダーシャツに行き着いた私ですが、「SOLVE」というサイトでもオーダーしてみました。ファッションディレクターの干場義雅氏が、PR動画を出していましたね。今回は、私自身がオーダーしてみた率直な感想について、お伝えしていきたいと思います。※2022年購入時の感想です。より新しいレビュー記事はこちら(↓)をご参照ください。

目次

SOLVEでオーダーしたシャツのレビュー

まず、実際の商品はこちら。

商品:「超ノンアイロン」のオックスフォード生地 ※写真もアイロンはかけていないものです。

金額:5,980円(税別)※購入時の金額で、現在は少々値上がりしています(後述)。

素材感

綿100%ということで、柔らかさが感じられつつも、どこかしなやかな感じもします。

また、SOLVEは低価格ラインの商品からしっかりした「ノンアイロン」の仕様が入っているので、アイロンをかけずとも、十分着られるレベルだと思います。体感として、他の形状安定系のオーダーシャツよりもシワはつきづらいと感じました。

生地感も、同じ綿100%が売りのKEIや、最低ラインはポリエステル混となるファブリックトウキョウと比べて、かなりしっかりしている印象を受けました。安いシャツによくある、「ペラペラ感」は全然ないですね。肉厚で、明らかに一段階質が良い感じがします。写真が見づらく恐縮ですが、他社製と同じ条件で撮影した記事も公開していますので、よかったらご参考にしてみてください。

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サイズ感

SOLVEには実店舗での採寸サービスがあるので、今回はそれを利用してみました。そのおかげもあり、サイズ感はぴったり、問題ありませんでした。

ただ、全国津々浦々に店舗があるファブリックトウキョウとは違い、Solveはまだ東京の青山だけです(2023年時点)。一部、大阪と新潟で採寸できることもあるようですが、基本的には都心に近い人でなければ、これはメリットにはならなそうです。

また、こうして自己採寸で入力する場合、私のように他店での採寸を参考にする人もいると思いますが、他店とは多少表記が異なることがあるので、ご注意ください。例えば、KEIやファブリックトウキョウでは「着丈」と表記されていたものが、Solveでは「裄丈」と表記されていて、採寸箇所が若干違うため、長さも変わってきます。ファブリックトウキョウでの採寸をそのまま全く同じように入力できるわけではなさそうですので、自己採寸の案内をよく見て、その通りに測っていただくのが良いかと思います。

そしてひとつだけ、私にとってのマイナスポイントが。オーダーシャツの場合、長さ等を0.5cm単位で調整できるところも多いのですが、SOLVEは1cm単位しかできないんです。腕時計をつける上で、手首周り等の微妙な調整もしたかった私としては残念でしたが、とはいえ、そのような細かい事情が特になければ、ほとんどの方にとっては、そこまで問題になるところではないのではないかと思います。

選べる種類は15弱くらいあり、かなり豊富な印象です。KEIも同じくらいありますね。中でもSOLVEについては、他店だと有料になることが多い「タブカラー」などを無料で選べるのは大きいですね。

↑これがタブカラー。ネットのオーダーシャツだと、最近やっとタブカラーを選べるところは増えてきましたが、まだまだ有料オプションとして展開しているところが多いことを考えると、このあたりもSolveに分がありそうです。ちなみに今、これを書きながら染みがついていることに気づきました(笑)。

実店舗に襟型サンプルが並んでいるので、実際に確認できるのもメリットかと思います。ただし、店舗で見た襟型の実物と、注文画面のサンプル写真は、けっこう異なる印象はありました。例えば、実店舗で見たモデルの「セミワイド」は、通常の「ワイド」くらいの幅のように見えましたが、商品選択時の写真ではその名の通りの「セミワイド」くらいに見えました。

この商品写真を重視して、幅広めの襟型がほしかった私が購入したのは「ワイド」でしたが、注文時の商品写真が実際の商品通りの襟型だと感じました。ごちゃごちゃ細かい話をしてしまいましたが、つまり、注文画面のサンプル写真を見て判断すればいいということです。

もう一つ。襟の裏側なのですが、縦の幅が比較的短いような気はしました。だから、油断するとこんな感じになります。

※上記と同様の仕様で、サックスブルーのシャツです。

ちゃんと確認すれば問題はないので、私個人としては特に気にはなっていません!

細かい仕様

KEIやファブリックトウキョウにはなかったと思いますが、SOLVEでは、ネームの刺繍を無料で入れられるので、オーダーならではメリットといえるかもしれません。英国のルーツをたどると、クリーニングに出したときに誰のものか判別できるように一着ずつ刺繍が入っていたことから、むしろスーツマニアこそ刺繍を入れる方がいらっしゃるようです。私個人としては、今のところは付けたくない派です(笑)。

また無料で選べるボタンの幅が広いのは、良いポイントだと思います。基本的にはシンプルなボタンが良いと思いますが、その中でも選べる種類がいくつかあるのはいいですね。

価格

私が「超ノンアイロン」のシャツを購入した際は、税別5980円ということで、実際のクオリティを考えると、かなり割安な印象がありました。

ただ、22年末から値上げされ、今は同商品は税別で約7700円になり、代わりに、貝ボタンを選べるようになったり、ボタンホールの色が変えられるようになったりしているようです。

全体としての割安感は減りましたが、クオリティから考えると、元が安すぎただけで、現在もコスパとしては優れている印象です。また代替オプションも意外に良いツボをついているような気もします。また、最安商品でいば、税別だと6000円ですから、「超ノンアイロン」にこだわらない方なら、この質感で、かつオーダーでこの価格は良コスパではないかと思います。

あとはシャツに何を求めるかで、SOLVEにするのか、KEIにするのか、ファブリックトウキョウにするのか、あるいは他店にするのか、各々の基準から選んでみていただけたらと思います。

これまで4店でオーダーシャツを作ってきた経験を踏まえて、目的ごとに各店を位置付けると、こんな感じでしょうか。

品質はともかく、とにかく安くオーダー品を揃えたい⇒KEI
KEIより少し値段が上がるが、日常使いできる価格で品質も大事にしたい⇒Solve
もうワンランク上の品質を求めたい⇒鎌倉シャツ
現代的なシルエットは良いがセールでないと微妙か⇒ファブリックトウキョウ

私個人としては、日常使いはSolveワンランク上の一着には鎌倉シャツ(後日レビュー記事公開しようと思います)と使い分けています。鎌倉シャツもコスパは非常に良いのですが、オーダーになるとSolveよりもさらに価格帯が上がるため、バランスを考えるとSolveが日常使いにはGoodだと感じています。

SOLVEの公式サイトはこちらからご覧いただけます。

【SOLVE】メンズビジネスファッション公式通販

価格改定後のSolveのレビュー記事についてはこちらをご参照ください。

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