DIFFERENCEオーダースーツのリアルな評判 毛芯は?2着購入価格は?

オーダースーツを選ぶ際によく名が挙がる一つが、DIFFERENCEでしょう。店舗がだいぶ高級感のある佇まいで、少し敷居が高いと感じられる方もいらっしゃるかもしれませんが、意外にもそんなことはなかったりします。

本稿では、そんなDIFFERENCEの特徴や評判についてお伝えしていきます。

目次

DIFFERENCEのオーダースーツ 特徴と評判

DIFFERENCEのオーダースーツのメリット・デメリット

公式サイトより

DIFFERENCE(ディファレンス)は、紳士服大手「コナカ」が提供するオーダースーツのサービスです。店舗で専門のテーラーが採寸を行い、顧客の体型にぴったり合わせてスーツを仕立てます。いわゆるパターンオーダーを採用しているので、ユニバーサルランゲージやグローバルスタイルなどと同じ仕様のオーダーですね。

選べる生地の種類

DIFFERENCEでは、常時150種類以上の生地が用意されています。これには、リーズナブルな価格のオリジナル生地から、高級なイタリア製生地まで含まれており、幅広い選択肢からニーズに合ったものを選べます。

例えば、ビジネスシーンで使いやすいクラシックなデザインの生地や、カジュアルな場でも使えるモダンなデザインの生地などがあります。これにより、各人のライフスタイルや好みに合わせたスーツ作りが可能です。

↓店舗では、こんな感じのサイズ感で見られるようになっています。SADAやグローバルスタイルなどと比べると小さいですね。

品質(毛芯か接着芯か)

スーツの表地と裏地の間に入り、両者をつなぐ役目をもつ芯地には、主に「毛芯」と「接着芯」の二種類があります。毛芯は伝統的な技法で、耐久性と形状保持(ラペルなどに立体感が増す)の面で優れていますが、コストが高くなります。

一方、接着芯は生産効率が良く、価格を抑えることができますが、耐久性が低下する可能性があると言われます。

DIFFERENCEの場合、最も安い価格帯の商品でも、「半毛芯」の仕様になっています。半分でも、ラペルなどの重要な箇所には毛芯が使われていることになりますから、これは一つのアドバンテージになりそうです。

納期(どのくらいで届くか)

DIFFERENCEでは、通常納期としては1か月前後とされています。

しかし、5000円程度の有料サービスとなりますが、「納期短縮サービス」を使うと、これをさらに10日程度短縮することができます。これを含めると、注文から最短で2週間とされていますから、これは業界内で比較しても非常に迅速な部類に入ります。

ただし、注文の複雑さや生地の在庫状況によっては、少し時間がかかる場合もあります。繁忙期には納期が延びることが一般的なため、特定のイベントやシーズンに合わせてスーツが必要な場合は、早めに注文することが推奨されます。

※しっかりとした品質を持つスーツの中で納期が最速なのは、最短1週間で仕上がるカシヤマ(KASHIYAMA)のようです。

※その他納期についてはこちらの記事でも検証しています。

スーツの値段

DIFFERENCEで提供されるオーダースーツの値段は、基本価格が約41,800円(税込)からスタートします。この価格から、生地の選択や追加オプションによって価格が変動していきます。

当然、インポートものの高級生地や特殊な加工を要するオプションを選択すると、当然ながらコストは上がります。

オプション料金はざっくり以下の通り。

なお、初めてDIFFERENCEを利用するお客様は、トライアルプライスとして、よりリーズナブルな価格設定でスーツを購入することができる場合があります。

2着購入時の割引について

DIFFERENCEでは、2着同時にオーダースーツを購入することで適用される割引があります。この割引は「ペアプライスキャンペーン」として知られており、2着同時購入することで一着あたりの価格が大幅に下がることが特徴です。

具体的には、通常価格である1着41,800円のスーツが、2着で52,800円(税込)になります。

これは一着あたり26,400円となり、非常にコストパフォーマンスが高い選択肢ですね。友人や家族と一緒に購入することで、お互いにリーズナブルな価格で高品質なオーダースーツを手に入れることができます。

同じ価格帯も含めた競合オーダースーツ店との比較については下の章にて行っています。

対象年齢層

DIFFERENCEのオーダースーツは、多様な年齢層に対応していますが、主に25歳から40歳の男性をターゲットとしています。この年齢層は社会人としてのキャリアを形成していく段階にあり、仕事やプライベートでのさまざまなシーンに適したスーツが求められることが多いです。それでは、DIFFERENCEではこのようなニーズに応えるために、スタイリッシュで現代的なデザインから、よりフォーマルなスタイルまで幅広い選択肢を提供しています。また、若い世代から中年層まで幅広く利用できるように、初心者にも取り組みやすい価格設定やサービスを展開しているため、オーダースーツ初心者でも安心して購入できる環境が整っています。

他店と比較した評判

SADA・ユニバーサルランゲージ・スーツセレクト・麻布テーラー等と比較して…

DIFFERENCEオーダースーツを、SADAやユニバーサルランゲージ、スーツセレクト、麻布テーラーなど他のオーダースーツ店と比較していくとどうでしょうか。

まず、DIFFERENCEは紳士服大手のコナカグループが運営するため、安定性や信頼性という意味では、上記のブランドとそれほど違いがないといっていいでしょう。

この中で、「2着5万円」という同じ価格帯でオーダースーツを提供しているお店としては、ユニバーサルランゲージやスーツセレクトなどが挙げられます。このあたりのお店の比較については、以下の記事で行っておりますので参考にしてみてください。

一方SADAについては、上記よりもうワンランク低い価格でオーダースーツを展開していて、セット割などではなく、1着2万円程度からオーダースーツをつくることができます。この価格帯のオーダースーツ店については、こちらの記事で検証しています。

そして麻布テーラー。オーダースーツの大手どころとして知られていましたが、最近では青山商事に買収されているので、実は青山系列のブランドの一つとなっています。上記のブランドよりもワンランク上の価格のオーダースーツ店になります。詳しくはこちらの記事で検証しています。

まとめ

本稿をまとめると以下の通り。

・DIFFERENCEはコナカという大手資本が手掛けるオーダースーツにつき、2着セット時なら1着あたり2万6000円程度からオーダーできる。

・ただし選べる生地のサンプルは小さく、オプション仕様には追加料金がかかる。

他の競合店の情報もにしてみてください。

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